2015年9月7日月曜日

シュウジが無傷3連勝、岩田「大きいところを狙ってほしいね」/小倉2歳S

2015年9月6日(日)に小倉で行われた第35回小倉2歳S・GⅢ(芝1200m)は小倉11Rで14頭の競走馬で競われた。

単勝1.5倍と圧倒的な1番人気シュウジ(栗東・橋口弘)が完勝した。

無傷の3連勝となり、今回の小倉2歳Sは重賞初制はを飾った。
スタート時は後続に回り、勝負どころでは好位のインを確保し、
4コーナーではオフクヒメを抜き去り、直線はぶっちぎりとなり、後続馬を全く寄せ付けずに、
悠々とゴールした。
2着と2馬身半差をつける結果となった。

今回騎乗した岩田康誠騎手は「すごく落ち着きがあったし、パワーも瞬発力もスピードも兼ね備えている。暮れにはGⅠもある。大きいところを狙ってほしいね」とシュウジの今後も期待できるコメントを残した。岩田康誠騎手は、前日に行われたアドマイヤエイカンと札幌2歳Sも勝ち、自身初の2日連続重賞Vも達成した。「幸せです。昨夜は久々の小倉で胸がザワザワして眠れませんでした」と笑顔だった。

来年2月末に定年となる橋本弘師にとっては最後の夏の小倉。
「相当、自信を持っていたけど、出遅れた時はヒヤッとした。雨を心配したが、馬力で押し切ってくれたね」と愛馬をたたえた。
小倉開催の重賞10勝目とし、逆転で開催リーディングにも輝いた。
「大好きな小倉で10個も重賞に勝てた。開業した時から地元(宮崎県出身)で活躍したい気持ちは強かったからね。」と頬を緩めた。

今後は2015年12月20日予定の阪神芝1600mの朝日杯FSを最大の目標に調整予定としている。
橋本弘師は、「一番得意なのは1200だろうけど、乗り役もマイルは大丈夫だと言っていた。賞金も十分加算したし、じっくりと考えたい」とGⅠ制覇を見据えた考えを語った。


上記の動画はYoutubeより

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